Ccr計算ツール|Cockcroft–Gault推算クレアチニンクリアランス

Ccr計算ツール(Cockcroft–Gault式)

成人の年齢、体重、血清Crから、Cockcroft–Gault式による推算クレアチニンクリアランスを確認する医療者向けページです。

計算結果は参考値です。薬剤投与量・投与間隔は、薬剤ごとの添付文書、患者状態、施設基準、TDMなどと統合して判断してください。

目次

Ccr|Cockcroft–Gault推算クレアチニンクリアランス

Ccr

Cockcroft–Gault推算CrCl

kg
mg/dL

計算結果

必要な項目を入力してください

式と注意点を確認

使用式
Ccr = ((140 − 年齢) × 体重) / (72 × 血清Cr) × 女性係数 0.85

血清Crが安定した成人の推算CrClです。eGFR・実測GFRとは異なり、AKI、極端な体格、浮腫、筋肉量低下では誤差が大きくなります。薬剤ごとの添付文書・施設基準を確認してください。

Cockcroft–Gault式は、成人の年齢、体重、血清Cr、式上の性別係数から推算クレアチニンクリアランスを算出します。eGFR、実測GFR、実測Ccrとは同一ではありません。

使用式
Ccr (mL/min) = ((140 − 年齢) × 体重kg) / (72 × 血清Cr mg/dL)
式上の女性係数を使用する場合は、算出値に0.85を乗じます。

入力値と単位

  • 年齢:歳(成人)
  • 体重:kg
  • 血清Cr:mg/dL
  • 式上の性別係数:男性/女性

位置づけと限界

本ツールは入力体重をそのまま使用します。肥満、浮腫、るいそう、極端な体格では、どの体重を式へ用いるかによって結果が大きく変わります。

AKIでは注意:血清Crが安定した成人を前提とするため、AKIなどCrが急速に変化する状況では信頼できません。筋肉量低下、切断、肝硬変、重症疾患などでも誤差が大きくなります。

KDIGO 2024は、多くの臨床状況では検証済みeGFR式を薬剤投与へ使用できるとしています。一方、薬剤の添付文書や臨床試験がCockcroft–Gault Ccrを基準にしている場合があります。薬剤ごとの添付文書、施設基準、TDMを優先し、この計算値から薬剤量や投与間隔を自動決定しないでください。

出典:Cockcroft・Gault 1976KDIGO CKD Guideline 2024

使い方と注意事項

  • 年齢、体重、血清Crの単位と転記内容を確認する
  • 入力する体重の種類が結果へ影響することを考慮する
  • AKIなど血清Crが変動する状況では結果を過信しない
  • eGFR、実測GFR、実測Ccrと同一の指標として扱わない
  • 計算結果だけで薬剤量や投与間隔を決めない

本ページは医療者向けの参考情報です。個別診療への適用と最終判断は、患者状態、最新情報、添付文書、各施設の基準に基づいて利用者が行ってください。

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参考文献

  1. Cockcroft DW, Gault MH. Prediction of creatinine clearance from serum creatinine. Nephron. 1976;16:31–41.
  2. KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the Evaluation and Management of Chronic Kidney Disease.
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この記事を書いた人

RenalNote編集部のアバター RenalNote編集部 内科医|RenalNote編集責任者

都内の総合病院に勤務する内科医。総合内科・腎臓内科での勤務経験をもとに、RenalNoteの記事企画・編集・医学レビューを担当しています。国内外のガイドラインと国内電子添文を照合し、臨床で素早く参照できる形に整理します。

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